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アドラーから学ぶ対人関係の心得

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「嫌われる勇気」の大ヒットにより、注目されるようになったアドラー心理学。
世の中にはあらゆる自己啓発本が出版されているが、
対人関係の本質を説いたものの多くに、アドラーの思想に通ずる共通点がある。
ここではそのアドラー心理学に触れていきたい。

アドラー心理学についてわかりやすいサイトも紹介しておく。
「アドラー心理学.com」


嫌われる勇気~自己啓発の源流「アドラー」の教え~

本書は、自己啓発の源流とも言われる、アドラーの思想に触れることができる。
対人関係や人生について悩みを抱えている人は、きっと突破口が見えてくるだろう。

本書は、アドラーの思想を説く哲人と、悩み多き青年の対談形式で物語が進行し、
アドラー心理学に対して、読者が抱きそうな疑問や反発を青年が代弁してくれる。
その青年の反発に対して、哲人が答えを説いていくという流れで構成されている。
読み手にとても親切な構成で、学びとストーリーが両立されていて、小説としても楽しめる。

アドラーは人生において、「人間の悩みは、全て対人関係の悩みである」と言っている。
そして裏を返せば、「我々の幸福もまた、対人関係の中にある」のだと。
アドラー心理学は個人の主体性を追求し、その主体性を尊重した上での社会との共存を説いている。
己ととことん向き合い、嘘偽りのないありのままの自分を見つけ、
その個性を殺さず、最大限活かした上でいかに社会と調和し、貢献していけるかという、
自己の自立と社会との調和を両立させるための、人生の本質的テーマを語っている。

また、続編の「幸せになる勇気」という本もおすすめである。


アドラー“実践”講義 幸せに生きる~今すぐ人生に効く9つのワーク~

本書は、アドラー心理学を学びながら「実践」することに重点を置いている。
「嫌われる勇気」ではアドラー心理学を「知る」ことに重点が置かれていたように思える。
本書は、より実践的にアドラー心理学を理解するための入門書として最適であろう。
「嫌われる勇気」の著書である岸見一郎氏も帯にて本書を推薦している。

「嫌われる勇気」読んでみたけど、ちょっと難しいな~とか、
アドラー心理学に興味を持ち、もっと知りたい、理解したい、という方には本書をおすすめする。


アドラー流 たった1分で伝わる言い方~苦手な人がいなくなる!~

本書は、アドラー心理学の実践を「言葉」に重点を置いて展開した実用書である。
言葉は対人関係において、思いを伝える直接的な手段として最も実用的な手段だ。
ゆえに対人関係を重要視するアドラー心理学において、
「言葉」はとても重要な立ち位置にあり、その影響力の大きさは言うまでもない。

本書は、アドラー心理学の基礎知識を踏まえた上で、
日常のあらゆる状況における言葉の使い方について、例を挙げてアドバイスしている。
本書の中に「こんな人におすすめです」という項があったのでここに引用させて頂く。

  • 自分のことを人見知りだと感じている人
  • 会話が苦手だと思っている人
  • 自分を表現することが得意でない人
  • 嫌われるのが怖くて、つい口をつぐんでしまいがちな人
  • 誰とでもうまくいく力を身につけたい人
  • 気がつけば相手と口げんかになってしまいがちな人
  • うまく言えなくて後悔することが多い人
  • 自分の言いたいことを上手に伝えたい人
  • 話すのが苦手な相手がいる人
  • 他人への指摘をうまくできない人

と、おそらく該当しない人のほうが珍しいくらい、誰もが抱えている悩みではなかろうか。
ゆえに本当に解決できるのか?という希望と疑問も抱くはずだ。
アドラー心理学にはこれらの問題をほぼ解決できるほどの力があると思う。
それほど対人関係について、深いところまで追求された内容となっている。

自分が嫌い、自分を変えたい、悩みを解決したい、何のために生きてるんだ?という人に、
自分自身で人生という道を切り開いて行くための、大きな勇気と力を与えてくれるであろう。